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CL チェルシーがドログバのゴールでバルセロナに勝利!! [スポーツ]



チェルシーは「4-3-2(ワイド)ー1」でしたが、

このシステムはバルサにとっては最も相性の悪いシステムですね。

但しそれでも、バルサはそれに対する打開策を身に付けていますし、

この試合のバルサはメッシの鬼ドリブルから何度もチェルシーの守備を崩していて、

前半だけでも決定機は3回ぐらいあったのですが、それを決められないでいると・・・、

という事で、前半47分、チェルシーが先に得点を奪います。


メッシが低い位置でランパードにボールを奪われて、

チェルシーのショートカウンター。ランパードから左のラミレスにパスが渡り、

そのラミレスからのラストパスをPA内の右に入って来たドログバが押し込みました。

という事で前半はチェルシーの1点リードで折り返し、

雨足が強くなってきた後半ですが、この試合のバルサは最後の最後まで決定力を欠き、

結局そのままスコア「1-0」でチェルシーが先勝、という事になりました。


スタンフォード・ブリッジ、チェルシー、バルサは相性が悪いですね。

相性が悪い、という一言では片付けられない要素もあるとは思いますが、

しかし、やはりそう思わざるを得ません。チェルシーの守備を全く崩せなかった、

それで決定機も作れなかった、そして、チェルシーに何度も決定機を作られた、

という試合展開になっていたならばあれですが、

尽く決定機で得点が入らない、という現象を見てしまうと、相性、という事が大きいような気がします。


後はやはり、メッシとプジョル以外の選手のパフォーマンスがあまり高くない、という部分ですね。

決して悪くはないのですが、最高に良かった時期と比べると、

セスクとアウヴェスの2人のパフォーマンスが高くない、という感じますし、

また、今はピケもそれほど調子は良くないのですが、

どうしてもマスチェラーノのCBというのが強く不安に感じます。

更には、ビジャが長期離脱中なのに加えてペドロも絶不調で、そこもかなり痛いですね。


クエンカ、テージョ、チアゴ、このあたりの若手選手にとってはチャンスですし、

それどころか、彼らのような若手選手の活躍が無いと

今のバルセロナは圧倒的な強さを見せられない状態になっていると思うのですが、

特にクエンカとテージョがなかなか覚醒しなくて、

そこも今季のバルサが苦しんでいる理由にはなっているかなと思います。

最高・最強のサッカーは最高・最強の選手たちでしか具現化できない、

やはりそれは然りかなと思います。


しかし、同じく1st.legのアウェイ戦で敗戦したレアル・マドリードにしてもそうですが、

次はホームでの試合ですから、

まだまだ準決勝としての勝敗はフィフティーフィフティーか、

ややバルサやレアル・マドリードの方に勝算が高いのかな、という気はしています。

もしレアル・マドリードとバルサが決勝で対戦するという事になれば、

またCL決勝でもクラシコか、という気がしないでもないですが、さて、果たしてどうなりますか。


とりあえずバルサとしては、次の試合にしても、

決勝まで勝ち進んだ場合の事を考えても、

メッシとプジョル以外の選手のパフォーマンスの向上、

それを急ぐ必要があるかなと思います。

それから、個人的には、もしピケが使えないようであれば、ブスケツの方をCBに起用して、

アンカーの位置にはシャビかチアゴを使う、という事でも良いような気がしています。

マスチェラーノだと、CBとアンカー、どちらに使うとしても不安ですね。


一方、見事に先勝したチェルシーについては、かなりメッシにはやられていて、

バイタルエリアのところを攻略されて、DFラインの裏も突かれてはいたのですが、

幸運、身体を張った守備、集中力、それで守りきった、得点も取った、という感じでした。

相性の良さから選手には自信があったのかもしれない、という気もします。

それにしてもやはりGKチェフの存在感が凄くて、

この試合のMVPを選ぶとしたらチェフかなと思いますね。


不安に感じた部分としては、左SBのイヴァノヴィッチがイニエスタにやられていたかな、

という事と、メッシのドリブルをほとんど封じ込められていなかった事の2つかなと思います。

この試合ではバルサの直接FKが尽くクオリティを欠いていて、

それにかなり救われていたかな、という感じもありましたので、

あまりカンプノウでファールが多くなり過ぎると・・・、という事には危惧を感じます。




さて、これで、かなり予想外だったような気がするのですが、

レアル・マドリードとバルセロナが両チーム共に1st.legでは敗戦する、

という準決勝になりました。リーガエスパニョーラでの2強、

それがそのまま今の世界(欧州)の2強、と考える風潮もありますが、

それがやはり最終的にはそうなるのか、

それともそれにバイエルン・ミュンヘンもしくはチェルシーが異を唱えるのか、

準決勝の2nd.legは大いに盛り上がりそうですね。






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