ミシュランガイド北海道発売

2012年4月20日に発売となる「ミシュランガイド北海道2012特別版」は
北海道初のミシュランガイドで、関東・関西に続く3冊目。
日本語版のみで国内限定発売となるため
「特別版」と付記される。2011年12月13日に発売が発表されていた。

日本ミシュランタイヤ株式会社(東京都)が
2012年4月10日付で発表されたプレスリリースによると、
今回掲載される施設は合計699軒。
内訳は、レストランが475軒、ホテルが133軒、旅館が91軒となっている。

三つ星には
・寿司店「鮨 田なべ」(札幌市)
・日本料理店「温味」(札幌市)
・フランス料理店「モリエール」(札幌市)
・現代風フランス料理店「ミシェル・ブラス トーヤ ジャポン」(洞爺湖町)
の、札幌市3軒・洞爺湖町1軒・合計4軒が選ばれた。
その他、二つ星は12軒、一つ星は50軒、
3500円以下のコストパフォーマンスの高い食事を提供する
ビブグルマンマーク付施設が121軒、
星やビブグルマンマークが付かないおすすめの店は288軒。
星付き施設は合計66軒となっている。

「ミシュランガイド北海道2012特別版」の特徴の一つに、
新しいカテゴリーの掲載が挙げられる。
うどん、カレー、串焼き、ジンギスカン、豚丼、豚肉料理、
焼き肉、洋食、羊肉料理、ラーメン、スペイン料理、ピッツァが新カテゴリーだ。
北海道らしいジンギスカンや豚丼等が追加されているのは、
道民にとってもうれしいところ。
掲載リストによれば、日本料理店、寿司店、ラーメン店、
フランス料理店が多く、帯広の豚丼提供店舗もビブグルマンマーク付きで選ばれた。
ジンギスカン店は星・マーク付きでは選定されていないようだ。

星やマークが付いている施設においては、
札幌市の割合はやはり高いものの、
小樽市、旭川市、函館市、釧路市、帯広市、苫小牧市、
北見市、稚内市、北広島市、伊達市、砂川市、網走市、
紋別市、富良野市、石狩市、留萌市、千歳市、恵庭市
といった市部のほか、
美瑛町、栗山町、洞爺湖町、中標津町、ニセコ町、
音更町、森町、真狩村など、道内全域の町村部も含まれている。
利尻島の施設もビブグルマンマーク付きで選ばれているのは興味深い。

同社社長ベルナール・デルマス氏は、
「ぜひ読者の皆様に、ミシュランガイドを片手に、
この広大な北海道の大地をドライブしながら、
素材も調理もサービスも一流の、
おいしい北海道を堪能していただきたいと思います」とコメントしている。
待望の「ミシュランガイド北海道2012特別版」は2012年4月20日、税込み2310円で発売される。

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